09.13.2024 | カテゴリー, Tax
米国財務省とInternal Revenue Service (内国歳入庁、以下“IRS”) は、商業的に許容される手段による連邦税の支払いに関する現行規則の修正案を公表しました。納税者はクレジットカード、又はデビットカードによる連邦税の支払いを選択した場合、これまではIRSが認可した納税代行会社を通して支払いを行い、その際に当該会社から請求される手数料を支払う必要がありました。しかし、この修正案によれば、納税者は第三者としての納税代行会社を介することなく、直接クレジットカード、又はデビットカードによるIRSへの納税が可能となります。これは、納税者へのサービスの改善を目的として2019年7月に制定された Taxpayer First Act (納税者ファースト法) による法律の変更を反映したものとなります。この場合でも、納税者は引き続き手数料を支払うことになりますが、納税代行会社に支払う手数料と比べ、おそらく金額は減額されるであろうと思われます。
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https://www.govinfo.gov/content/pkg/FR-2024-07-02/pdf/2024-14002.pdf