08.30.2024 | カテゴリー, Tax
アメリカの夏休みは長く地域によっては2か月以上あります。その間共働きのような家庭において子供をサマーキャンプに送る場合、一定の条件を満たす場合には発生した費用の一部について確定申告の際に子女養育費税額控除 (Child and dependent care credit)を取ることができます。スポーツ、算数、映画、ロボット工学等を学ぶためのキャンプ費用も対象となります。
なお同税額控除を取るためには、費用を負担する適格子女が13歳未満であることや親が働いていることなどが条件となり、個人所得税申告の際にForm 2441, Child and Dependent Care Expensesという書式を提出することになります。
2023年においては、税額控除対象となる費用は適格子女一人に対して3000ドル、二人以上の場合は6000ドルが上限でした。